【だから建売はイヤだ!】建売オーナーが語る建売のデメリット総まとめ

建売を選んだ私たちですが、最初は自分たちが建売を買うなんてことは全く考えていませんでした。

「安っぽい」、「恥ずかしい」のようなイメージが先行してしまい、建売と正面から向き合うことをしてこなかったのです。

結局のところ、建売にもメリットがたくさんあることを知ったので、購入に至りはしました。

しかし、建売を色々と調べた中で、間違いなくデメリットもあることも分かったので、建売を検討している皆さんにも共有しておきます。

立地との相性

建売は土地+建物のセット販売ですので、立地を選ぶことはできません

一般的に建売の土地は、駅や商業施設の近くなど好立地な場所が多いです・・・

とは言え、人にはそれぞれの生活スタイルがあります。

建物を気に入っていたとしても自分に合わない立地である場合は購入を避けるべきでしょう。

間取りとの相性

こちらも立地同様、企画の段階から決まっているものですので、基本的に間取りを変えることはできません

最近はウォークインクローゼットや吹き抜けなど流行りの間取りも増えてきているとは言え、ライフスタイルや好みの問題もありますので、慎重に選ぶ必要があります。

また、建売で安く買っておいて、将来的に間取りを自分好みにリフォームするなんてことも考えられます。

しかし、2×4工法のようないわゆる壁で支える構造である場合は希望通りの間取りの変更が困難になるため、建築工法を事前に確認しておきましょう。

デザインとの相性

最近の建売はデザイン性が意識されている物件も増えてきています。

こちらについても人それぞれ好みがありますので、好き嫌いがあるかもしれません。

一方で、壁紙やフローリング、建具などはお金がかかりますが、その気になればいくらでも変えられるものですし、DIYすれば手ごろな価格で自分流にアレンジできますので、それほど気にする必要もないかもしれません。

性能が低め

建売住宅は注文住宅と比べると性能が低めであることが多いようです。

charico
charico

我が家もセキスイハイムの目玉設備である「快適エアリー」が付いていませんでした

chari夫
chari夫

トイレやお風呂もタンクレスや床ワイパー洗浄付きではなく安価なグレードのものです

他にも場合によっては、断熱性能や外壁材などのグレードが低かったりするようです。

イニシャルコストが何百万も安かったとしても、ランニングコストが高くなるなら結果的に注文住宅のほうが安かったとなることもありますので、特に費用面に影響があるような点ではトータルで考えることが重要です。

急かされる

一般的に建売は1~3か月程度で入居が決まることが多いため、購入を判断するまでの時間が短いです。

また、比較的良い立地+ローコストである物件が多く、とても人気があります。

そのため、1番手で仮押さえできたとしても、すぐに2番手、3番手が順番待ちしているような状態になり、購入の意思決定を急かされることがあります。

charico
charico

住宅会社も物件を出来るだけ早く売ってしまいたいから、判断が遅いお客さんの相手はイヤよね

セキュリティーが低い

建売は宣伝効果の役割も担っているので、オープンハウスが行われることが多いです。

そのため不特定多数の人に家の中に入られることになり、家の構造について知られてしまいます。

居住可能人数、寝室の位置、各部屋の窓の配置、死角など家のセキュリティーに関わる情報がバレバレになります。

普通の家よりもセキュリティーが低い分、音が出る砂利や窓の防犯フィルムなど何かしらの対策をしたほうが安心かもしれません。

charico
charico

正直、セキュリティー面については一抹の不安を拭いきれないです

chari夫
chari夫

周りの人はみんなうちの家の中身知ってんだろうなーって気にはなるよね(笑)

恥ずかしい

多くの場合まとまった区画に複数の建売が建てられます。

各物件で多少見た目が変わってることもありますが、全く同じだったり色が違うだけだったりして、集合住宅かのような雰囲気の建売も多く見かけます。

また家の価格もオープンハウスのチラシで知られていたり、見た目も安っぽかったりするため、そのことについて恥ずかしいと思われるオーナーも多いようです。

chari夫
chari夫

うちも周りの建売とは家の形状が多少違うけど、外壁材や窓枠の雰囲気は同じだから建売感はどうしてもあるよね

建築過程を見られない

注文住宅の場合、建築途中の現場で施主検査をすることができるので、断熱材の厚みや基礎の配筋などを確認するできます。

しかし、建売住宅では出来上がった物件しか見られないため、そういった不可視になる箇所について確認することができません

そのため、契約前に写真や図面などを見せてもらって確認しておくことが重要です。

確認させてくれない、資料がない場合は明らかに不審な会社であるため絶対に購入してはいけません。

まとめ

結局のところ、建売は立地や間取りを選べないという大きなデメリットがあることは間違いありません。

合う合わないの差が人によって大きいため、誰にでもおススメとは言い切れないものになります。

しかし、立地や間取りなどが自分たちの求める条件に合っている人たちにとっては抜群のコスパを発揮しますので、まずは建売の可能性を探ってみることをおススメします。

ちなみに建売はデメリットだけでなく、メリットもたくさん存在します。

charico
charico

私たちもメリットとデメリットを天秤にかけた上で、結果的に建売を選んでいます

こちらの記事で建売のメリットを詳しく紹介していますので、ご一読してみてください

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